ベビタン　・Jour en bonheur・　

いとこに赤ちゃんが産まれたので、会いに行く予定になっています。
車を買い換えて以来、遠出もしていなかったので、
それを目的に京都まで車で一泊旅行♪
両親とオットの4人で琵琶湖のホテルへ泊まるんです。

それに妹夫婦たちも参加したいと。

赤ちゃんが産まれた いとこには、すでに１人女の子がいます。
私には子どもはいません…。

そのいとこの赤ちゃん1人目のときには、
両親、妹夫婦＋姪、私とオット、弟でお祝いに行きました。
そのときも自分だけ子どもがいないことが寂しく辛く感じたんです。
アウェイというか…一人取り残され悲しい気持ち。

だから、大人だけのグループで いとこの家に行くことは、
気が楽な気がしていました。

家族のお出かけに姪ちゃんがいるのは平気、むしろ大歓迎。
姪ちゃんのことをとっても可愛く思っているので、楽しい時間になります。
ただ、いとこの赤ちゃん＋従姪ちゃんのいる空間だけで、
充分いろいろ「感じる」のに、
姪ちゃんがプラスされると・・・。

不安には感じたけれど、一緒に行きたいなら行けばいい。と思います。

だけど…
私の「一緒じゃなくてもいいのに」という気持ちがはみ出ていたのか、
電話で話していた妹が怒りだし、ケンカになってしまいました…。

私の勝手な思いでケンカになったような気がしたので、
調べてプランを考えて、電話をかけ直し、謝りました。
妹はまだ怒っていました。
それでも、なだめようと頑張ったんだけど、
「姪ちゃんと旅行したいと思って言ってあげたのに」と言ったんです。

姪ちゃんは大好きだけど、その言葉が何だか、酷く苛立ちました。
"私に子どもがいたら、行きたいと思うのか？"と聞き返すと答えず。
頭にきていたので更に問いただすと「思わない！！」と言われました。
涙ながら "覚えときなさいよ" がその電話の最後の言葉です。
全く…何を覚えとけばいいんでしょう。―自分の言葉ながら何言ってんだ。

『子どもがいない、子どもができない。』

それって、そう感じている人でなければ分からないことがあると思います。
実際、なかなか子どもができないと実感してから、
できない事実のほか、色んな場面で悲しい思い、苦しい思いをしました。
意識しなかった頃は、感じなかったことをたくさん感じます。

"私に子どもがいたら、行きたいと思うのか？"
という質問、言った瞬間 何言ってんだ!? と心の中で思いました。
意味がわからないし、自分でも何がなんだかわかりません。
そう思っても、他に言葉がなく、その意味不明の質問を引っ込めることができませんでした。

私が、感じたり思ったりすることを妹にはわからないんだと思います。
端折った経緯を母に説明したけれど、母にも伝わらないと思います。

捨て台詞で終わった電話の数十分後に
「仮の話をされてもわからない。」とメールがきました。
その…「仮」という言葉も傷つくんですけど。
仮でしか話せない。と返そうと一瞬思ったけれど、
どうせ何も伝わらないので、やめました。

妹も私も、春の楽しい旅行を考えただけなのにねー…

どうしようもない、思い。現実。
震えながら涙がたくさんあふれます。



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